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精神疾患を発症したきょうだいと、そのきょうだいが語る幼少期から大人になるまでの人生とこころの記録。4人の体験談。みんなねっとライブラリーNo5姉は高校生の時に、突然こころを病み、その時私は中学生でした。姉の面倒を見なければいけないとしか思い描けていなかった未来。しかし、ほかのきょうだいが、きょうだい自身の人生を歩んでいることを知り、それだけが全てではないという思いに変わりました。(本書より)私には3歳上の姉がいます。「しっかり者でクラスのリーダー的存在」だった姉が発症したのは、姉が中学生、私が小学生の時でした。きょうだいとして、将来を悲観した私が発したSOSは周囲の大人たちに届くことがなく、いつしか姉のことも含めて、我が家の問題は自分の手で解決しなければならないと思うようになっていました。(本書より)精神疾患は15歳から35歳くらいの若い世代に多く、その先の長い将来に多大な影響を及ぼします。(『心の病気にかかる子どもたち』水野雅文・著、朝日新聞出版より)きょうだいもまた、年が近いことも多く、発症したきょうだいから長期にわたって影響を受けることになります。本書では、4人のきょうだいが、自身の人生とこころの記録を語ります。【本書の特長】1.きょうだいは……・現在、つらい状況にあるきょうだいが、「精神疾患のあるきょうだいの特徴」を知ることができます。・現在の自分の状況をあたりまえにせず、あきらめることなく、違った選択肢を知ることができます。・家族の状況を自分自身で変えることができること、自分の人生を生きて良いことを知り、将来に希望をももてます。2.家族は……・「きょうだい」とどのように関わったらいいのかが理解できます。3.支援者は……・「きょうだい」の経験を理解し、安易にキーマンとしてきょうだいに頼らない支援を考えられるようになります。・家族全体をまるごと支援する積極的な姿勢をもてます。・専門的知識の常識を覆す体験的知識を知ることができます。監修公社 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)解説横浜創英大学 看護学部 教授の横山 惠子さん
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出版社からのコメント
精神疾患を発症したきょうだいと、そのきょうだいが語る幼少期から大人になるまでの人生とこころの記録。4人の体験談。みんなねっとライブラリーNo5姉は高校生の時に、突然こころを病み、その時私は中学生でした。姉の面倒を見なければいけないとしか思い描けていなかった未来。しかし、ほかのきょうだいが、きょうだい自身の人生を歩んでいることを知り、それだけが全てではないという思いに変わりました。(本書より)私には3歳上の姉がいます。「しっかり者でクラスのリーダー的存在」だった姉が発症したのは、姉が中学生、私が小学生の時でした。きょうだいとして、将来を悲観した私が発したSOSは周囲の大人たちに届くことがなく、いつしか姉のことも含めて、我が家の問題は自分の手で解決しなければならないと思うようになっていました。(本書より)精神疾患は15歳から35歳くらいの若い世代に多く、その先の長い将来に多大な影響を及ぼします。(『心の病気にかかる子どもたち』水野雅文・著、朝日新聞出版より)きょうだいもまた、年が近いことも多く、発症したきょうだいから長期にわたって影響を受けることになります。本書では、4人のきょうだいが、自身の人生とこころの記録を語ります。【本書の特長】1.きょうだいは……・現在、つらい状況にあるきょうだいが、「精神疾患のあるきょうだいの特徴」を知ることができます。・現在の自分の状況をあたりまえにせず、あきらめることなく、違った選択肢を知ることができます。・家族の状況を自分自身で変えることができること、自分の人生を生きて良いことを知り、将来に希望をももてます。2.家族は……・「きょうだい」とどのように関わったらいいのかが理解できます。3.支援者は……・「きょうだい」の経験を理解し、安易にキーマンとしてきょうだいに頼らない支援を考えられるようになります。・家族全体をまるごと支援する積極的な姿勢をもてます。・専門的知識の常識を覆す体験的知識を知ることができます。監修公社 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)解説横浜創英大学 看護学部 教授の横山 惠子さん